日々雑感

○○弁??

2008.02.07

○○弁・・・と聞いたら、何を想像されますか?
お弁当の種類??と思われるでしょうか。

弁護士の業界には、「○○弁」という言葉がたくさんあります。

「ボス弁」といえば、事務所のボスの弁護士のこと。通常は、経費負担をしている事務所の主宰弁護士のことをいいます。

「アニ弁」といえば、事務所の先輩弁護士のこと。たとえ、年が若くても、先に司法試験に合格し修習生になった期が上であれば、「兄弁」になります。
ただ、いまや、女性弁護士が約3割となろうとする時代ですから、今後は「アネ弁」という言葉も必要になってくるかもしれません。

「イソ弁」といえば、法律事務所に就職して、給料をもらっている弁護士のこと。おそらく、居候している、といった意味から「イソ弁」というのでしょう。

最近になって、にわかに造られた言葉が「ノキ弁」。
これは、実は、難しい背景を含んでおります。
司法制度改革の一環として、現在、急速に弁護士数を増加させようとしていますが、結局、就職できない弁護士(すなわち「イソ弁」になれない弁護士)が多数生じるのではないかと懸念されています。実際、新米弁護士の就職は相当に厳しい状況であると聞いています。
このように「イソ弁」になれない弁護士が、給料はいらないので、事務所の軒先だけを貸して机を置かせてください、といった意味で、「ノキ弁」という言葉が生まれたようです。

また、東京には、弁護士会が3つあるのですが、
東京弁護士会のことを「東弁(とうべん)」、第一東京弁護士会のことを「一弁(いちべん)」、第二東京弁護士会のことを「二弁(にべん)」といいます。

そんな弁護士業界ですが、実は、今は選挙の季節なのです。
明日が日弁連(日本弁護士連合会)会長の選挙の投票日です。

2年に一度、この時期になると、いろいろな会派から、投票依頼の電話やファックスが飛び交う時期でもあります。
ご無沙汰していた同期の弁護士との旧交を温めるよい機会でもあるのですが・・・。

今回の選挙の争点の一つに、法曹人口問題が大きく取り上げられていますが、果たしてどのような結果になるのでしょうか。

「ネリ弁」(練馬の弁護士)の私も、清き一票を投じてこようと思っております。

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雪景色の石神井公園

2008.02.04

1ax1a1a1a1an1ae8e5昨日は、東京でもまとまった雪が降りました。

明け方からどんどん降り積もる雪で、日ごろ見慣れた風景も、一転して雪景色に・・・。
練馬では5センチくらいは積もっていたのではないでしょうか。
私は、所用で外出していたのですが、通りかかる公園を見る度に、公園のいたるところに様々な形の雪だるまがこしらえてありました。きっとたくさんの子ども達が、東京では珍しい大雪に、おおはしゃぎしてこしらえたのでしょう。

・・・今朝は、一転して、真っ青な空が広がりました。

雪化粧した石神井公園の景色を見たくて、少し遠回りして、石神井公園のボート池の横を通って出勤いたしました。
すると、思いがけない光景に出会いました。

ボート池の水面が一面凍っているではありませんか・・・。

石神井公園の池がここまで凍っていたのを見たのは、初めてでした。

いつもは、ゆらゆらと水に漂っている渡り鳥たちも、今日は、凍った水面の上を歩いていました。
なんだかいつもと勝手が違う、と言わんばかりのそのたどたどしい足取りに、朝から微笑ましい気持にさせられました。

今日は立春、暦の上では春です。
寒がりの私としては、本当の春が待ち遠しい今日この頃です。

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「協働」について考える・・

2008.01.25

私は、本業は弁護士ですが、数年前から、地域でのNPO活動にも関わっております。

我が国においても、NPOの活動は多岐にわたっており、認証数も増加傾向にあります。新聞等でもNPOの文字を見ない日はないくらい、社会的にも浸透してきています。

社会起業家、コミュニティビジネスなどといった切り口でも紹介されることも増えていますが、地方自治体との関係でいえば、『NPOと自治体の協働』というテーマが注目されています。

私も、NPO活動に関わる一人として、『協働』について、考えることが多いのですが、今日は、明治大学の公開講座『NPO・自治体の協働を検証する』(2回目)に行ってきました。

第1回目は、NPO側からの検証であり、実は、私もパネリストの一人として参加したのですが、今回は、自治体からの検証ということで、自治体職員の方がパネリストとして参加され、実に示唆に富むお話を伺うことができました。

NPO側から見た『協働』と行政から見た『協働』・・・双方の話が聞けた、ということはとても意義深いことだとと思います。

立場が異なるからこそ、それぞれの立場からの思いをきちんと出し合い、それを検証することで見えてくるものがあります。

『協働』とは、一言で定義できるものではなく、各自治体・各NPOの状況や、『協働』が必要とされる各場面に応じて、その内容は異なってくると思います。ただ、『協働』とは、お互いの信頼関係なくしては始まらない、というのは確かなようです。

弁護士もクライアントとの信頼関係なくしては、真の紛争解決には至りません。

何事も信頼関係がなくては物事は前向きには進まない・・・そんな当たり前のことを思い返したことでした。

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時間の使い方

2008.01.18

みなさんは、時間の使い方について考えたことはありますか?

子育てしながら仕事をし、その他にもいろいろなことをしようと思うと、おのずと時間の使い方を工夫しなくてはどうにもなりません。時間をいかにうまく使うか、これは、私の永遠の課題でもあります。

昨年まで通っていた事務所は千代田区にあったので、ラッシュ時の通勤時間は、片道1時間ちょっとかかっていました。
ところが、新しい事務所までの通勤時間は、実は片道10分もかかりません。

そうすると、1日2時間の自由な時間が生まれることになります。
この2時間をどう使おう・・・?
優雅に読書?スポーツジムで体力づくり?のんびり子どもと過ごす時間?英会話?他の資格取得のための勉強?・・・
あれやこれやと楽しく空想を巡らせていたのですが、いまのところ、めいっぱい事務所に残って仕事をしてしまうことが多く、結局、2時間は、特別な時間には生まれ変わっていないのです。

こんなふうに、時間とは、どんどん流れてしまうものなのですね。

せっかく生まれた時間のプレゼント。
2時間とはいいませんが、せめて1時間は、仕事以外の時間にあてられるようになりたい、と思っています。

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いよいよスタートです!

2008.01.07

本日7日から、いよいよ当法律事務所がスタートしました。

まだまだ法律事務所が少ない練馬区で、しかも、私の大好きな場所である石神井公園の地で、法律事務所の看板をあげるということは、とてもやりがいのあることだと思いますし、
今後、どのような方々との出会いがあるか、とても楽しみであります。
地域の方々に愛される法律事務所を目指し、一人でも多くの方々のお役に立てるように頑張りたいと思います。

個人の方々の法的トラブルやトラブルに発展しそうな心配事、
中小企業の方々の法的トラブルや日常的な相談事、などに
丁寧に対応していきたいと考えております。

本日スタート、ということで、思いがけない方や懐かしい方々が事務所を訪ねてくださいました。
見守って応援してくださる方々に感謝申し上げると共に、一層信頼していただけるよう更に研鑽を積んでいこうと決意を新たにいたしました。
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謹賀新年

2008.01.01

p1030917-3明けましておめでとうございます。
穏やかなお正月となりました。
石神井公園の三宝寺池の水面にも青い空が映っておりました。

いよいよ1月7日から法律事務所をスタートさせます。
西武池袋線石神井公園北口駅徒歩2分、相澤法律事務所といいます。
ホームページもありますのでよろしければご覧ください。

     https://www.aizawa-law.jp

地域の皆様にお役に立てるよう頑張りたいと思いますので、
宜しくお願い申し上げます。

さて、実は、本日は、当番弁護士の担当日でした。
当番弁護というのは、逮捕された方などが、
弁護士の派遣を要請した場合、その日の担当弁護士が、
警察署に出動して接見するという制度です。
平日・休日に変わらず、午前9時半から午後5時半まで
複数の弁護士が待機し、電話があれば出動するのですが、
元旦でも例外ではありません。

いつ電話があるかと思うと、気が気ではありませんでしたが、
結局、電話は鳴ることなく、待機時間は経過しました。
任務終了、ということで、お屠蘇でもいただくことに
いたしましょう。

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