日々雑感

荒馬踊り

2008.02.18

先日、馬頭琴のお話をしましたが、今日も、「馬」のお話です。

「荒馬」(あらうま)という踊りをご存知でしょうか?

テンポのよい太鼓と笛の音にあわせ、「ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセーラッセーラッセーラー♪」というかけ声いさましく、馬を模した衣装を身につけて、右に左に、上に下にと、勇壮に力強く飛び跳ねる踊りです。

荒馬踊りは、青森県地方に伝わる伝統的な踊りですが、最近、東京の保育園や小学校でも、取り組むところが増えてきているようです。
日本古来の伝統や文化を継承するという意味に加え、全身運動としても大変優れているからでしょう。

先日、地域の保育園の行事に招かれた際にも、ばっちり衣装を決めた年長児さんたちが、この「荒馬踊り」を披露してくれました。

ゼロ歳児も、太鼓や笛のリズムに体を揺らし、
2歳児くらいになると、かわいい足取りでステップを踏み、
4歳児くらいになると、太鼓のリズムを正確に再現できるようになります。

それぞれの成長の過程を経て、年長児さんたちは、力強い「荒馬踊り」を披露してくれました。心を一つにして、ひたむきに跳躍している姿は、とても感動的でした。

周りで見ている大人たちも、「ラッセーラー♪」と掛け声をかけ、足でリズムをとりながら、心はウキウキと高揚してきました。

洋楽があふれる今の時代ですが、太鼓や笛の音、素朴な祭りの掛け声は、やはり、いいものですね。日本人の心に響いてきます。

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