同期の絆
年を重ね、社会人として「顔」や「立場」が出来ていくにつれ、
その「顔」や「立場」の自分として時間が流れていきます。
もちろん、それもとても大切な自分の姿なのですが、
昔の仲間と集まると、ふっと肩の力がぬけて昔の懐かしい自分に出会えたりしますよね。
高校や大学の仲間、クラブや同好会の仲間、地域の仲間・・・
・・・そんな仲間は、人それぞれにあるのだと思います。
昨晩は、私にとってもとても懐かしい仲間とのかけがえのない時間を持つことができました。
司法修習生時代の教官が最高裁判所判事に就任されたお祝いということで
研修所時代の同期の仲間が久しぶりに集まったのです。
数年ぶりに会う人から十数年ぶりに会う人もいてとても懐かしい顔が揃いました。
北は北海道から、南は九州からも駆けつけてくれた人もいます。
「懐かしいね~」と笑い合えば、あっという間に、十数年前の修習生時代に戻ってしまいました。
裁判官や弁護士、行政庁、大学、企業・・・いまやそれぞれの場の第一線で
立派に活躍されている仲間たちですが、修習生時代のあの頃の場面が重なります。
そんな彼・彼女たちの頑張る姿を拝見し、私も、ますます頑張らなくては!と大きな刺激を受けてきました。
そして、最高裁判所判事となられ、すでに、毎日の激務をこなされている元教官の、
「平和な生活が守られる中、安心して働き、教育や福祉がきちんと機能する社会が大切だ。
そのためには、経済の活性化も必要だ。こういう大きな視点で対応していきたい。」
というお話はとても心に残るものでした。
法の最終番人としての決意と覚悟と誇りをお話になられたのではないかと思います。
法曹として自分は何ができるのか、そんなことを考えさせられた夜でもありました。
同期は本当にいいものですね。この絆、ご縁を大切にしていきたいと思います。
そして、昨日は残念ながらお会いできなかった同期の皆さんにも
近いうちにお会いしたいなあ、と切望しております。
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『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
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