日々雑感

日本の美しさと強さ

2009.02.26

日本の政治や経済はどうなっていくのだろうと、
先の見えないトンネルの中のような閉塞感を
感じている今日この頃ですが、

そんな思いを忘れさせてくれる素敵な時間を
先日持つことができました。

新進気鋭のアーティストがサントリーホールに集結し、
奏・舞・書の芸術家が織りなす極上の時間に安らぎをもらいました。

ピアノは稲本響さん。

かつてお仕事でご一緒したご縁で、
今回のコンサートにお招きいただいたのですが、
精力的に活躍されている姿はまぶしい限りでした。
稲本さんの力強くスピード感のあるピアノも
もちろん素晴らしいのですが、
淡い色を重ねたグラデーションのように紡ぎだす
優しい旋律は、心の奥深くに響いてきて、
なぜか涙があふれるのを止められませんでした。

ギターは村治佳織さん。
外見の美しさはもちろんのこと、
どことなく哀愁を帯びたギターの音色にすっかり心奪われました。
美しさと才能を兼ね備えた村治さん、本当に素敵でした。

尺八の藤原道山さん。
ホール中に変幻自在に響き渡る尺八の音色に、
日本楽器の素晴らしさを十分に堪能させていただきました。

箏の市川慎さん。
繊細かつ大胆に紡ぎだす彼の手指の動きと連動して、
太く、高く、朗々と響きわたる箏の音色。
箏の演奏でここまで表現できるのかと、驚くばかりでした。

書家の武田双雲さん。
静まりかえったホールの中に、大きな筆がこすれる音。
まさに生き物が生まれるように黒い文字が生まれる瞬間を
目の当たりにし、書の迫力に圧倒されました。

そして、太鼓の英哲風雲の会
空気の振動に身を預けた十数分。
たくましく鍛えられた叩き手の背中が汗に光り、
一糸乱れぬばちさばきに、和太鼓の奥深さを再認識しました。

最後は、狂言の野村萬斎さん。
テレビで見るよりずっと素敵で強いオーラが出ていました。
彼が演じる狂言のその空間は、別世界のようで芸術そのもの。
皆さんが食い入るように見つめていました。

・・・豪華メンバーが次々と織りなす音楽や芸術。
日本は、まだまだ捨てたものではない!美しく力強い!
とあらためて思ったことでした。

そして、時間に追われる毎日の中で、乾きっぱなしの自分の心も
確かなうるおいをもらうことができました。

響さん、本当にありがとうございました!

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   『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
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