日々雑感

焼きたてのパン

2008.05.20
今、「焼きたてのパン」がマイブームです。

先日、念願だった「ホームベーカリー」をついに購入し、
毎朝、焼きたてのパンを楽しんでいます。

容器の中に、予め、強力粉と砂糖と塩、牛乳、バター、水、ドライイーストを入れ、
焼き上がり時間をセットします。
ドライイーストは、時間がくれば自動的に投入される仕組みになっています。

たったそれだけの作業で、朝、目覚める頃には、
キッチンからパンの焼ける香ばしい匂いが漂ってきます。

こんなに手軽においしい焼きたてのパンがいただけるなんて、
本当に便利な時代になったものです。

手作りパンに何度かトライしたものの、こねたり発酵させたり・・という面倒な工程に挫折した前歴をもつ私にとって、まさに夢のような機械です。

「炊きたてのご飯」と同じように「焼きたてのパン」を
味わうことができる幸せをかみしめているところですが、
・・・頭が痛いのは、原材料の確保です。

小麦粉とバターの流通が、早く、通常になることを願わずにはいられません。
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  ~あなたの身近な法律アドバイザーとして~
    東京都 練馬区 石神井公園駅徒歩2分
   『相澤法律事務所』 弁護士 相澤愛
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地元仲間

2008.03.25

benngosikai

昨日の雨模様から、今日は、一転して、春らしい陽気になりました。
日比谷公園の桜も、少しずつ花開いているようです。
弁護士会館の前の桜は、今日の時点で、1~2分咲き、といったところでした。

さて、皆さんには「地元仲間」はおられますか?

仕事を離れて、地元の仲間と、楽しく話したり、飲んだり、遊んだりできる関係は、いいものです。
家族ぐるみでつきあえるところも魅力です。

そんな「地元仲間」は、大切にしていきたいと思っているのですが、うれしいことに「地元仲間」が増えることになりました。

ひょんなことから、中学時代・高校時代の友人が、案外近所に住んでいることが判明し、先日、4家族があるお宅に集まりました。

実に約20年ぶりに会った友人たち。
少々の照れくささはありましたが、話してみるとあの時のままですね。
もっとも、その友人たちの小さい頃によく似ているお子さんたちを連れてきているのを見ると、自分たちも、世代が一つ繰り上がったことを実感しましたが・・・。

懐かしい思い出話から地元のお祭りやお店の話まで、楽しい時間を過ごしました。

また、近々「地元仲間」で集まることを約束して散会となりました。

とはいえ、皆、忙しいから、なかなか集まれないかなあ、などと思っていたのですが、さきほど、その仲間の一人と、石神井公園駅でばったり出会いました。
やはり、「地元仲間」だけあって、ニアミスは結構あるようです。

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春の到来

2008.03.19

 

春の到来・・・皆さんは何で感じますか?

私が感じる春の到来は、先日お話したとおり、石神井公園のボート池の「枝垂れ柳の芽ぶき」です。

殺風景な柳の茶色の枝々が、ぼわっと淡い薄緑色に変身していく様子は、自然が織りなす芸術といってもいいですね。

数日前にカメラに収めた写真をご紹介しましょう。

20080319

清少納言は、枕草子の中で、
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」
と書いています。

現代社会は、花粉やら黄砂やらで、
「・・・やうやう黄色くなりゆく空には、花粉の多く飛びちがひたる・・・」などと、皮肉を言いたくなってしまいます。

花粉症で辛い思いをされている方も多いと思います。

純粋に自然を愛でていた枕草子の時代がうらやましくもありますね。

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日本NPO学会

2008.03.18

この間の日曜日は、中央大学の後楽園キャンパスで開催された「日本NPO学会」の年次大会に出席してきました。

私は、弁護士の本業とは別に、子育て支援のNPO活動にも関わっている関係上、NPOに関わる諸問題についてもきちんとフォローしていかなくてはならないのですが・・・日々の忙しさにかまけ、自分で情報を集めるところから始めるのは、なかなか厳しいものがあります。

ですが、学会に所属していると、定期的に学会誌を送っていただけますし、こういった年次大会に参加することで、各界で活躍されている方々の最先端のお話を伺うことができます。

今回の学会の年次大会は、私も発表する側だったこともあり、より主体的に関わることができ大変充実した週末になりました。

いつも思うのですが、NPO活動に関わる方々は、「社会をよりよくしたい」という強い思いを持たれています。

皆さん、前向きで、パワフルで、親しみやすく、どこか純粋な方々ばかりです。
笑顔が素敵な方が多いのです。

今回も、何人かの方々とお知り合いになることができました。

NPO職員から大学院に入り直し、子育てをしながらNPOを研究を行い、NPOの実践の場でも活躍されている方、
民間企業を辞め、疲弊する教育現場を何らかの形でサポートできないか調査している方、
指定管理者として現場を担い着実に実績をつまれてきた方・・・

色々な分野で、様々な形で頑張っておられる方々のお話を伺い、たくさんのパワーをもらってきました。

この3月で、NPO法(特定非営利活動促進法)が施行されて丸10年になります。
この間、NPO法人の数も3万団体を超えました。
ですが、NPOに対する理解や関与度合いはまだまだです。

誰もが一つや二つのNPO活動に関わっていることが当たり前の社会になると、日本も変わるのではないか、と思ったりしています。

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春の雨に思うこと

2008.03.14

春の雨が降りました。
いよいよ芽が膨らんできた練馬の木々も、しっとりと雨に濡れ、次なる新緑の季節に備えているようです。

本日は、午後から弁護士会主催の高齢者消費者被害の研修を受けてきました。

我が国は、これから超高齢化社会に突入していくわけですので、自ずと高齢者にかかわる法律問題が増加することは必至です。

したがって、いかに未然に予防するか、という観点がとても重要だと考えています。

しかし、本日の研修のお話にもあったように、高齢者が被害に遭うケースは、手を替え品を替え、次々と新手のタイプが発生するので、どうしても後手の対応にならざるを得ない、というのが実際のようです。

被害を未然に防ぐためには、国や自治体等の公的機関がもっと効果的な広告をすべきだと思います。弁護士としても、予防法務の観点から、何ができるかを考えなくてはなりません。

また、発生してしまった被害に対しては、いかに、スムーズに、可及的に、被害回復を図るか・・これも、法律家として力を注がなくてはなりません。

春の雨音を聞きながら、そんなことを考えたりしていますが、今週は、高齢者の方に関するある事件が、実質的に解決に至ったこともあり、その方の喜ばれているお顔を想像しては、私も喜びを分けてもらっています。
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ガラスのうさぎ

2008.03.10

東京大空襲から63年が経ちます。

この時期になると、「ガラスのうさぎ」というお話を思い出します。

高木敏子さんがご自身の体験をもとに執筆されたノン・フィクションです。

お父さんがガラス工場を営む家族が東京大空襲に見舞われます。
夜、火の手から逃げまどう中で、敏子は、大好きなお母さんと妹を失います。
全てが焼け失せた東京・・・工場の焼け跡からは、高熱で溶けて歪んだガラス細工のウサギがでてきます。
そのガラス細工のウサギは、お父さんが、敏子と妹のために作ってくれたものでした。
そのお父さんも、疎開途中の二宮の駅舎で、機銃掃射に遭い、亡くなってしまいます。
しかも、敏子の目の前で・・・。

私は、子どものころ、「ガラスのうさぎ」の映画を見たのですが、あまりにもかわいそうで、わんわん泣いたことを覚えています。
幸せで、仲の良い家族が、一瞬にして崩壊してしまうこと。
大好きで、かけがえのない人が、ふいにいなくなってしまうこと。
・・・そんな理不尽なことが実際におこる戦争は、絶対許さないと、子どもながらに誓ったものです。

この「ガラスのうさぎ」は、何回か映像化されているのですが、昨年、アニメ化された「ガラスのうさぎ」が上映されるとのことで、何人かの子どもたちを連れて見に行きました。
子どもたちも、やはり目を真っ赤に泣きはらし、そして、戦争のことについて、たくさん考える機会になったようでした。

感受性豊かな子どもの頃に得る衝撃は、大変に大きいものです。
私は、「ガラスのうさぎ」や「はだしのゲン」の本や映画を通して、戦争の恐ろしさを学んだ気がします。
小学校の頃には、祖父母から戦争の話を聞く、という宿題もあり、おばあちゃんが体験したこの世の地獄のような話に、眠れなくなったこともありました。

戦争を知らない世代が増えていく中、平和の素晴らしさ、戦争の愚かしさを、今の子どもたちにも、きちんと伝えていかなくては、と改めて思います。
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手間ひまかけて

2008.03.03

今日は、桃の節句、ひな祭りです。
季節もぐんぐん春に向かっているようですね。

昨日のお休みは、久しぶりにちらし寿司を作りました。

私が小さかった頃、毎年、ひな祭りの日には、
ひな人形が飾られ、母が作ったちらし寿司でお祝いをしてもらいました。
華やかなお人形と、色とりどりのちらし寿司に、ウキウキしていた気持ちを今でも覚えています。

そんな母の味を思い出しながら、
昨日は、早くから近所のスーパーに材料を買出しに出かけ、
材料を刻み、ひとつひとつ丁寧に味を含ませていきました。
最後に、具をすし飯に混ぜ合わせ、薄い桜色に仕上げたでんぶと錦糸卵と大葉などを散らして完成!

春が我が家の食卓にも舞い降りたようなひと品ができました。

そういえば、昔は、こうやって手間ひまかけて食事を作ってきたのですよね。

出来合いのちらし寿司が手軽に手に入る時代になりましたが、
今度は、どこの材料? 添加物は? ・・・などと心配になります。

便利を手に入れた分、現代人は、大切なものを失ったのではないか・・・そんなことを考えさせらたことでした。

それにしても、スーパーでは、中国産のハマグリが400円で売られている横で国産のハマグリが半分の量で800円で売られていました・・・主婦として悩みましたが、やはり、国産のハマグリを手にとってしまいました。

食の安心安全料が高くつく時代にもなりました。

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荒馬踊り

2008.02.18

先日、馬頭琴のお話をしましたが、今日も、「馬」のお話です。

「荒馬」(あらうま)という踊りをご存知でしょうか?

テンポのよい太鼓と笛の音にあわせ、「ラッセーラー、ラッセーラー、ラッセーラッセーラッセーラー♪」というかけ声いさましく、馬を模した衣装を身につけて、右に左に、上に下にと、勇壮に力強く飛び跳ねる踊りです。

荒馬踊りは、青森県地方に伝わる伝統的な踊りですが、最近、東京の保育園や小学校でも、取り組むところが増えてきているようです。
日本古来の伝統や文化を継承するという意味に加え、全身運動としても大変優れているからでしょう。

先日、地域の保育園の行事に招かれた際にも、ばっちり衣装を決めた年長児さんたちが、この「荒馬踊り」を披露してくれました。

ゼロ歳児も、太鼓や笛のリズムに体を揺らし、
2歳児くらいになると、かわいい足取りでステップを踏み、
4歳児くらいになると、太鼓のリズムを正確に再現できるようになります。

それぞれの成長の過程を経て、年長児さんたちは、力強い「荒馬踊り」を披露してくれました。心を一つにして、ひたむきに跳躍している姿は、とても感動的でした。

周りで見ている大人たちも、「ラッセーラー♪」と掛け声をかけ、足でリズムをとりながら、心はウキウキと高揚してきました。

洋楽があふれる今の時代ですが、太鼓や笛の音、素朴な祭りの掛け声は、やはり、いいものですね。日本人の心に響いてきます。

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東京ちいさな旅

2008.02.15

昨日は、バレンタインデーでしたね。

贈る側だったり、贈られる側だったり・・・
皆さんの周りでは、素敵なドラマがあったでしょうか?

そんな夢のあるイベントであるはずなのに、
「はい。これ、チョコレート。毒は入っていないからね。」というメッセージつきで渡されたという話を聞きました。

・・世相を反映した、なんともやるせないエピソードですよね。

ところで、今日は、たくさんの電車に乗った一日でした。

霞が関の裁判所に出かけた後、世田谷での打ち合わせだったのですが、数えてみると、西武池袋線、丸ノ内線、千代田線、半蔵門線、世田谷線、京王線、小田急線、山の手線・・・なんと、8路線!

中でも、世田谷線に乗ったのは、数年ぶりでした。
ちんちん電車のような風情を残す世田谷線は、電車とバスの雰囲気を併せ持っていて、のんびりしていていいですねぇ。

日溜まりの中、シートにすわりながら、ゆっくり流れていく世田谷の風景に見とれておりました。

移動で大変なスケジュールの日でも、「東京ちいさな旅」を体験できる今日のような一日も、結構、楽しいものです。

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馬頭琴の音色

2008.02.08

馬頭琴(ばとうきん)という楽器をご存じですか?

馬頭琴は、モンゴルの遊牧民の間に古くから伝わる楽器で、モンゴル語では「モリン・ホール」(馬の楽器)と呼ばれているそうです。

二弦からなる擦弦楽器で、膝の間にはさんで、弓で弾きます。弦や弓は、馬のしっぽを百本以上束ねたものだそうです。

今日、馬頭琴のコンサートに参加する機会を得て、初めて、馬頭琴の演奏を聞いたのですが、やはり、生の演奏はいいものですね。

モンゴルの民族衣装に身を包んだ奏者が、魂を込めて奏でるその音色は、どこか物哀しく、広い草原を風とともに駆け回って、空に吸い込まれていくような音色でした。

『スーホと白い馬』というお話があります。

・・・モンゴルの少年スーホは、白い馬を小さい頃から育ててきました。白い馬は、スーホによくなつき、どんな馬よりも早く野を駆けるようになりました。そんな白い馬が欲しくなった王様は、スーホから無理やり白い馬を引き離します。でも、スーホが恋しい白い馬は、隙をみて逃げ出し、追手に矢を射かけられながらもスーホのところに辿り着きます。しかし、傷を負った白い馬は、間もなく息を引き取るのです。白馬の死を悲しむスーホに白い馬は言うのです。「わたしの骨や皮やたてがみで楽器を作ってください。そうすれば私はいつまでのあなたと一緒です。」そうしてスーホが作った楽器が馬頭琴と呼ばれるようになった・・・そんなお話です。

そんなお話を思い出しながら、まだ見ぬ国、モンゴルに思いを馳せたひと時でした。
近いようで遠い国ですが、いつか行ってみたい国の一つです。
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